心理的療法とは? 早漏の原因は経験不足だけではなかった

早漏には心理的療法が必要なことをご存知でしょうか?早漏は経験が解決してくれると思いがちですが実はそうではなく、様々な心理的要因が含まれていることが分かっています。今回はそんな早漏について解説していきます。

早漏とは

そもそも早漏とは何でしょう?性行為中の膣内挿入後に比較的早くに射精が起きてしまうことが早漏の定義とされています。「最低3分くらいは…」という声もあるようですが厳密に治療の対象となるのは膣内挿入後1分以内にいつも射精してしまう、射精を遅らせることがほとんど出来ないといったことが対象となっています。実際に雑誌「sabra」20代を中心とした女性1,000人に行ったアンケ―ト調査では平均約15分が望ましいという結果が出ていることからも如何に1分が早いか分かります。

早漏の原因とは

肉体的原因

肉体的な原因には過敏性早漏と衰弱性早漏の2種類があるとされています。過敏性早漏は肉体的な刺激に対して敏感すぎるため耐え切れず射精してしまうケースです。逆に衰弱性早漏は射精管閉鎖筋(別名PC筋)と呼ばれる睾丸と肛門の間にある筋肉が衰えることによって早漏となってしまうケースです。過敏性早漏は包茎の場合が多く、普段刺激に慣れていない亀頭が性行為の間、多く露出しているためその刺激に耐えられず射精してしまうという特徴があります。

精神的原因

精神的な早漏は経験の浅い若い男性に多いのが特徴です。理由として性行為自体に慣れていないため極度の緊張状態になってしまうことが挙げられます。身体的なコンプレックスや精神的なコンプレックスによる不安が原因で、性的な刺激にかなり弱くなっている場合があります。またストレスが原因の早漏もあります。自律神経の乱れが起きた結果、いままで射精を我慢、コントロール出来ていたのに突然コントロールすることが難しくなるケースがあるのです。

どんな治療法があるのか

薬物療法

早漏に対して薬物療法として2つほど提唱されています。1つ目は抗うつ薬を使用する方法です。抗うつ薬には副作用として射精を遅延させる効果があるため、この副作用を逆に利用して治療に使用する方法です。ただし抗うつ薬には性欲減退や眠気、口渇、嘔気と、他にも副作用があるため治療に際しては作用と副作用を天秤にかけて決定する必要があります。

2つ目に塗り薬による治療法です。リドカインやプリロカインと呼ばれる塗り薬は感覚を鈍くする効果があるため射精を遅らせる効果があります。性行為の30分前に塗り、性行為前には拭き取っておく必要がありますのでパートナーの協力が必要です。また刺激も同様に鈍くなるので性行為の喜びは希薄になる可能性もあります。

行動療法

行動療法には様々な方法がありますが、代表的な方法としては意図的に陰茎に刺激を与えて、射精しそうになったら止めることを何度か繰り返し我慢することで早漏を治療していきます。

スクイーズテクニックとスタート・ストップ・テクニックがあります。スクイーズテクニックは相手の女性に手伝ってもらい挿入中に射精が近づいたら止めてもらい我慢することでこらえる力を鍛える方法です。スタート・ストップ・テクニックは自身で陰茎を刺激し、射精が近づいたらストップし、我慢することでこらえる力を鍛える方法になります。

心理的療法(精神療法)

心理療法士にカウンセリングを受けることも早漏への有効な対策になります。心理療法士と相談することで身体的、精神的な原因を突き止めることが出来、改善につながっていきます。またストレスなど自律神経が乱れている場合もあるので薬物療法など他の治療法と並行して行っていきます。

手術

早漏注射と呼ばれるペニスにコラーゲンなどを注入することで刺激に対する感度を鈍くする方法や包茎手術をすることで亀頭を露出させ刺激に対して日ごろから慣れさせる方法が早漏対策に有効と言われています。

心理的療法の内容とその効果

心理的療法の目的

早漏に悩む人は、その人の持つセックスに対する劣等感やコンプレックス、恐怖を抱いている場合が多く、薬物治療だけ、手術だけで解決するものではありません。早漏になっている心理的要因を洗い出し、解決することが非常に大切だと言えます。

心理的療法の種類・効果

心理療法士に相談することで原因を究明する「カウンセリング」や、体の部分部分に意識を集中させ自らに暗示をかける「自律訓練法」、自身の陰茎を刺激し射精しそうになったら我慢することで訓練する「行動療法」、不安解消や精神の安定を図るために会話で解決する「支持的精神療法」、独自の深呼吸運動を行うことで体が自然とリラックスする状態を作る「リラクゼーション療法」などがあります。

 

早漏の原因には、身体的な問題だけでなく仕事でうまくいっていないなどセックスだけではない心理的な問題が含まれていることが多くあります。早漏の解決に心理的療法の果たす役割は大きいといえます。

改善する為に自分で出来る事

セロトニン・ビタミン摂取

睡眠や精神の安定に大きな役割を果たすのがセロトニンやビタミンになります。特にセロトニンの不足は早漏だけでなくうつ病の原因にもなるので食事からそれらを摂取することが重要です。特にセロトニンが多く含まれているのがバナナです。また強いストレスなどがあった場合、ビタミンCを摂取することも有効とされています。野菜や果物でいえばピーマンやゆず、アセロラジュース、レモンなどに多く含まれています。

早漏防止グッズを使ってみる

早漏防止グッズは多くあります。例えば通常のゴムよりも厚みのある早漏防止コンドームや刺激を鈍くする効果のある早漏防止ウェットティッシュ、早漏防止クリームなどが発売されています。それらを使用することは肉体的に有効であり、セックスに対して心理的なストレスも軽減されます。

自信をつける事が大切

経験したことがある方は共感できる早漏ですが、心理的療法が非常に有効であることが分かりました。早漏を直すための行動療法や様々なグッズも有効であることは間違いありません。ただし行動療法やグッズを使ったから必ず治るのではなく、トレーニングをしたことで自分自身に自信がついたことで早漏が治ることも多いのです。あなたも早漏で悩んでいる場合、今回の療法を行ってみては如何でしょうか。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です